心の癖
皆さんは「生きること」って大変だなと心底思ったことありますか？
私はこの人生で二度そのように思った時期があります。最初は幼少期でした。
家庭の問題で安らぐことができず、子供ながらに人生山あり谷ありという言葉を思い浮かべながらいつその谷から山に向かうことができるのだろうと考えていました。
二度目は大人になってから。
結婚して子供ができて自分の家庭を築いていこうとしている時期で「生きるって大変だな」とつくづく思うようなことがありました。
そんな経験から、いつしか私の心は常に何かを「心配」しているという癖がついてしまったのです。
この心配は波紋のようにさらなる心配を生んでしまうことにその時は気づけませんでした。
ヨガやアーユルヴェーダの学びを実践するようになって感じたことがあります。
それは「思ったことはそのようになっていく」ということです。とくに寝る前に思うことは潜在意識に深く関わるようです。
親愛なる先生の一人であるサントーシマ香さんに、以前、講座の中で教えていただき、今も毎日の習慣になっていることがあります。それは、お布団に入って寝る時に何を思うかです。
「今日一日を振り返り、幸せだな〜と感じたこと3つ心の中で思う」ということです。
ご飯が美味しく食べられて幸せ、温かいお布団で寝られて幸せ、家族が元気で平和に暮らせて幸せ…など。
小さな幸せのようですが、心穏やかに安心していられることは私にとって大きな幸せです。その幸せな感覚に包まれながら眠りにつくのは美しい光の中に溶け込んでいくかのようです。
もちろん気になることや心配事がある日もあります。でもそんな時は「大いなるもの」にあずけてしまうのはどうでしょう。今考えても解決しないことは神棚にあげるように委ねます。
それでも日々生活する中で、”心配” という思い癖は時々顔を出します。
そんな時には「大丈夫、うまくいく、なんとかなる」など別のことばに置き換えて意識の変換をしてみるのです。
そうすると、そのようになっていくものだな…と最近とても実感しています。
心のゴミや癖は無くなったと思ってもまた溜まります。
毎日のんびり、自分と向き合いながらお掃除していけたらいいですね。
毎日が楽しく心穏やかで幸せでありますように。
愛を込めて♡
原ひとみ／Hitomi Hara
住んでいる地域の方にヨガを広め「暮らしの中にいつもヨガがあり、どのような年代の方も楽しめる」ということをテーマに活動。アーユルヴェーダの智慧を活かした生活やヨガ、自然療法、哲学を学びお伝えしている。
アーユルヴェーダ∞ライフコーチ０期卒業
https://hitomiyoga.com yuanhitomi7402
